Development case開発事例

「加圧加熱殺菌をする釜」の意味に由来するとおり、圧力をかけ、高温加熱した状態を指します。お肉や野菜が驚くほどやわらかく仕上がり、特にカレーやシチューは煮込み感と共に具材にも味がしっかりと浸み込むので、煮込み感を出したい製品や滑らかさを出したいポタージュスープ等に適しています。

調理したものをフリーザーで急速冷凍するため、料理としての再現性が高く、作り立てのフレッシュ感を保てるのが特徴です。加熱による、たん白変性や退色も少ないため、クリーム系のソースやスープ、色を鮮やかに仕上げたい野菜やフルーツを使用したソース・スープなどの製品に適しています。

マヨネーズタイプのソース、分離液状のドレッシング製品などで適用される温度帯です。三温度帯のなかで賞味期限は一番短いですが、非加熱で製品化するため、具材となる野菜や果実を、フレッシュな状態のまま使用でき、素材の食感や香りを最大限に生かしたい製品に適しています。